ご来場厚くお礼申しあげます!
紅葉色めく気持ちのよい秋晴れのなか、
2017年11月24日[金]-26日[日]の3日にわたり
「メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭」が
日展会館新館において開催されました。
多くの方との出会いの機会に
深く感謝いたします。
【イベント概要】
メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭
平 野 富 二
江戸期・明治期、四七歳の生涯をとびっきりダイナミックに駈けぬけた平野富二の生誕170年をお祝いした展示です!
活版印刷ゼミナール 展示・実演+講演会+掃苔会など多数開催!
イベント名:メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭
会 期 :2017年11月24日[金]-26日[日] 10:00-17:00(最終日15時まで)
会 場 :日展会館 “新館”
住所:110-0002東京都台東区上野 桜木町2-14-3
TEL: 03-5809-0803
・JR日暮里駅 南口(* 跨線橋上の駅舎です)より谷中霊園碑文通り経由、徒歩8分
・地下鉄千代田線・千駄木駅もしくは根津駅より徒歩10分
入場料 :無 料(催事の一部には参加費が必要なものもあります)
* 展示のほか、講演会、活版ゼミナール、産業人掃苔会を開催
詳細は、こちら!
http://www.robundo.com/robundo/blog/?p=12684
主 催 :
朗文堂 サラマ・プレス倶楽部(〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9)
協 賛 :
株式会社 I H I 、株式会社イワタ、株式会社モリサワ
協 力 :
平野ホール、「平野富二生誕の地」碑建立有志の会、タイポグラフィ学会
◎展示およびイベントは日展会館新館にて開催
二階の展示場にて、稀覯書をふくめた豊富な資料、また活版印刷実践者による製作品を展示いたします。
また、明治六年に平野富二がまっさきに製造したものと同型の、アルビオン型手引き式活版印刷機、朗文堂 サラマ・プレス倶楽部製造・販売 「Salama-21A」、「Salama-LP」の小型活版印刷機二台も設置。操作・印刷していただきます。ぜひともご体験ください(一部有料です。下掲案内をご覧いただき会場にてお支払いください)。
◎講演会を日展会館新館一階にて開催(聴講・参加費無料)
貴重な原資料の展観をふくめ、著作・画像をまじえての講演となります。
講演は各講師とも一時間を予定しております。
◎演会場では貴重な動画を上映
講演の終了後は、朗文堂サラマ・プレス倶楽部所蔵の貴重な動画・スライドショーをご覧いただきます。講演会が優先で中途上映打ち切りになることがあります。
◎{掃苔会}を開催
(26日[日]10:10 二階の受付前にご集合ください。資料代として参加費1,000円)
日展会館新館に隣接する谷中霊園を中心に、明治近代産業とメディアの勃興に貢献した著名人の記念碑・顕彰碑・墓地・墓標などをめぐります。プレイベント<江戸・東京 活版 さるく>をうけて、より一層充実した内容となります。版を重ねた特製ガイドブックをもとに、ベテラン会員がご案内いたします。歩きやすい靴と服装でご参加ください。
また道中に自動販売機がありませんので飲み物を各自ご用意ください。
案内人は、松尾篤史氏(掃苔会会長)
◎ プレ・イベント:「江戸・東京 活版さるく」
2017年11月11日[土]開催 (バスツアー、先約40名様、参加費7000円)
【イベントアーカイブ写真】
【活版印刷ゼミナール 展示】
東京築地活版製造所アンソロジー
資 料 編
東京築地活版製造所アンソロジー
活版カレッジ修了生 製作品 編
たのしい仲間たちで製作中!
活版カルタは活版印刷の「あるある」がいっぱい
わが国ではすでに行われていない、
活字母型の製造をあたらしい技術で行う試み!
築地活版製造所のかなを再現中
プレ・イベント「活版さるく」(愛称:ブラ富二)
楽しく彩るブラ富二グッツ
レタープレスや造形を日頃から楽しまれて
製作されたものたち、すべてが
築地活版製造所と平野富二へのアンソロジー
岩波書店『漱石全集』築地活版製造所
出張校正室であった
「築地活版十三号室」へのアンソロジー
そして記録を残してくださった
先人たちへのオマージュ
内田百間 『築地活版十三号室』より
『雁』(森鷗外 著)の装本
『雁』の本文中で、平野富二の東京進出の場所が
鷗外によって記述されています!
なぜそこで活版印刷(タイポグラフィ)が
必要とされたのか!本展示
「メディア・ルネサンス」への思いがそこにあります
表紙の雁紋はすぐれた日本の抽象化技術
『雁』森鷗外 関連資料
『江戸名所道外尽 神田佐久間町』安藤広景画、辻岡屋
DM群は、書家 吉田晩稼への挑戦と
「めでたさ」を表現
【活版印刷ゼミナール 実演】
【特 別 講 演 会】
【映像資料投影】
◎講演会は、全7講演
①「第一部 平野富二、長崎から東京へ」
古谷昌二(平野富二生誕の地碑 建立 有志の会 代表)
②「本木一門創始による京都〔點林堂〕」
春田ゆかり氏(タイポグラフィ学会 事務局長、グラフィックデザイナー)
図版:明治10年代頃の點林堂を描いたもの
③「明治の文芸雑誌と東京築地活版製造所
〔文芸倶楽部〕 と 〔新小説〕 」
真田幸治氏(タイポグラフィ学会 会員、装丁家)
図版:巻頭の泉鏡花「外科室」の1頁目
④「〔もとき〕 か 〔もとぎ〕か 本木昌造の呼称」
板倉雅宣氏(印刷史研究家)
⑤「第二部 平野富二、神田和泉町から築地・石川島へ」
古谷昌二(同上)
図版:『江戸名所道外尽 神田佐久間町』安藤広景画、辻岡屋
⑥「近代ひらがな活字の幕開け、池原香穉と周辺の人々」
春田ゆかり氏(同上)
図版:池原香穉の書(石版印刷)
⑦「子孫からみた 平野富二と縁者たち」
平野正一氏(平野富二 子孫)
写真:平野富二と平野正一氏
【平野富二 生誕170年 記念展示】
【江戸・東京 活版さるく】
(通 称:ブラ富二)
プリント用PDF:map-EdoTokyo1107
A3 判 カラープリント 参加者配付資料 朗文堂 サラマ・プレス倶楽部
コンテンツ協力 : 古谷昌二 デザイン製作 : 春田ゆかり会員
【掃 苔 会】
案内人は、掃苔会会長の松尾篤史氏